9月22日(土) 両毛ヤクルト構内におきまして、防災訓練を実施しました。

訓練内容は、火災発生を想定し、火災報知器を鳴らし、広い場所への避難、実際の消火器の取り扱い等の訓練です。防災訓練は毎年行っており、訓練用消火器(水)を使用し、火災を最小限で抑えるために消火器を使いこなせるよう指導しています。安全ピンをはずし、ホースの先端を持ち、目標に向けてレバーを握るなどの基本動作を学びました。

消火活動の注意点

①消火器で消火する場合は、火柱の根元を狙って、全量を放射する。鎮火後さらにバケツなどで水をかけるなどし、再燃を防ぐ

②屋内で粉末消火器を用いる場合は、視界が悪くなるので、いつでも避難できるように必ず背側に出入口を確保する

③泡消火器で油火災を消す場合は、油面を圧力で掻き回さないように泡を放射する。また、消火器は1本ずつ操作するよりも数本で一気に消火するほうが、より大きな消火効果が期待できる

④一般に消火器で消火可能な火災は、「天井をなめる」以前の状態で、消火器で消火が困難であれば、避難し無闇に消火器に執着して脱出に遅れないようにする

消火器の耐用年数について

概ね8年とされています。それは、破裂などの事故原因のほとんどが設置から8年以上が経過しているためです。いざ使おうとしたときに使えなくては意味がありません。8年を経過していなくてもこまめな点検が必要です。キズや錆があるときは交換するようにしましょう。ぜひ、ご家庭・事業所などで設置している消火器の点検をしてください。消火器の設置は義務ではありませんが、万が一に備えて準備し、設置場所を把握して使い方をマスターしておきましょう。