12月9日(火)足利市福富新町の鉄工団地組合内にある金山神社で「吹子まつり」行われました。

 組合内にある金山神社は鉱山・金属業を司る神様の金山彦命(かなやまひこのみこと)であり、本宮は岐阜県垂井町(たるいちょう)にある南宮(なんぐう)大社です。大正13年に当時の関係者が、そのご分体を足利市伊勢町の飯成(いいなり)神社境内に祀り、この後、昭和49年に現在地に造営し遷宮(せんぐう)しました。毎年12月に行う大祭では、金山神社へは、安全と、繁栄を祈願した後に、鍛錬式を行います。昔ながらの衣装に身を包み、ふいごで火を起こして、熱した鉄棒を鍛冶の鍛錬により、鉄の棒を叩いては火の中に、叩いては火の中にを繰り返し、鉄を細くして行き、輪を作っていきます。厳粛な雰囲気の中行われ、綺麗な鉄の輪ができあがりました。

毎年その輪をつなげて行き10年で一つの鎖にしていきますが、今年は41回目のため、最初の輪になります。ここから、また新しい歴史が刻まれていきます。

 

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